2010/12/31 (Fri)18:39 無題 Category 未選択

私は自分の生物学的性別に確固たるアイデンティティを持っているわけではないので性別を申告するのが好きではない。特にこういうネット上とか直接対面するわけでもない場だと。まあ直接対面する場でも相手の好きなように判断すればいいと思ってるけど、別に異性装してるわけでもないし中性的な見た目というわけでもないから相手の判断はそうばらつかないだろうが。

基本的に性別を断定されるのは好きじゃないし、世の人々は何故そうどっちだかハッキリさせたがるんだろうなと疑問にすら思う。
境界を生きる - 毎日ｊｐ(毎日新聞)に出てくる性別をはっきりさせたい人達の気持ちは正直よく分からないんだな。
でもこの執拗に男女二元論を振りかざしてくる世間じゃあ、生物学的に性別がハッキリしない人とか生物学的性別と精神的性別が違う人はさぞかし生きづらかろうなあとは思う。男じゃない＝女、女じゃない＝男の世の中だもんね。そしてその当てはまった性別に相応する態度を強要してくるし。
もっとこうニュートラルな扱いが普遍的になればいくらかマシになるんだろうけど…そういう意味でジェンダーフリー教育に私は反対ではない。

しかし私の場合、性自認が曖昧でも生物学的性別はハッキリしてて、その生物学的性別に対して治療を要するほどの嫌悪感を持っているわけでもなく必要とあらばその生物学的性別を装うことにさほどの抵抗感もないわけで…。そう考えると私の性別断定されるの嫌いとかいうのは相当ヌルイ話なんだろうなァ。まあ別に気後れするわけでもないけど。
性別とか特定する必要のない世界になれば良いのにね。